これはITExpressというブログの「カリスマSE体験談 」の中にある、『修羅場の経験』2006.01.30の引用です。SE(システムエンジニア)が飛び込み競技とどんな関係があるのかというと・・・ 修羅場の経験
変更はプロジェクトには付きものであるが、本番中での変更は衝撃的な出来事であった。
事件は飛び板飛込みであった。
予選も順調に進み、決勝への進出者の名簿を作成しているときであった。ルールブックでは16名が決勝に進出することになっており、プログラムもルールブックどおりに作成されていた。ところが、ソ連からの抗議が受け入れられ1名が追加され、17名が決勝へ進出することになった。決勝進出枠は16と設計してあり急遽変更せざるを得ないことになってしまった。
もう一つのトラブルは水泳競技の最終日に発生した。
最終競技である800メートル・リレーを残すだけとなり、もうこれでお終いだとプール・サイドで余裕を持って競技を観戦していた。突然、青山のコンピュータ・センターから「国名と出場選手名が合ってないのですぐ帰って来い」との電話。どう帰ったか覚えていないほど動転してセンターに戻り調べてみたら、1コースから順にエントリーすると想定していたのに、余裕ができたオペレーターは、出場選手名を書いた用紙が届くごとに入力した結果であることが分かった。
飛び板飛び込みの場合は、競技は翌日行われたので修正は夜間に行ったが、800メートル・リレーはまもなく結果を入力しなければならないという切羽詰ったタイミングであった。動いているシステムにメスを入れる初めての経験であり、運を天に任せて修正を施し何とか切り抜けることができた。
こうした修羅場を経験できたことは、私のSEとしての生き方に大きな教訓を与えてくれたし、できるだけ若いうちに修羅場は経験すべきだと思う。こうして私の東京オリンピックは終わったが、身も心もボロボロであった。ただ、この経験は私のサラリーマン・ライフを決めた大きな出発点でもあった。
実は私も一昨年から「競技役員」として、首都圏の大会のいくつかで得点関連の仕事をやらせて頂いています。(集計とか検算とか電光掲示板の操作とかの仕事であって、審判のような畏れ多い仕事ではありません、もちろん。) そこでもいろんな不測の事態が何度か起こって、冷や汗をかいたことがありました。世の中いろいろなことが起こるものです。
p.s.
「運を天に任せて」結果的に乗り切った経験が、どのような教訓になったのか、もう少し具体的に聞いてみたい気もしますが、これ、国内の話だったんですね。