2009.06.30

ユニバーシアード2009 開催情報


大会名 : ユニバーシアード2009
開催地 : セルビアのベルグラード
日程 : 2009年7月4日(土)~10日(金)
出場選手 :
 ・村上和基(上武大学)
 ・岡本優(筑波大学)
 ・上野太助(日本体育大学)
 ・中川真依(金沢学院大学)
競技日程 :

月日(曜)現地時間種目性別区分日本時間
7/4(土)10:00飛び板(1m)女子予選17:00
12:15準決勝 A19:15
12:50準決勝 B19:50
15:00シンクロ板男子決勝22:00
16:30飛び板(1m)女子決勝23:30
7/5(日)10:00飛び板(3m)男子予選17:00
13:00準決勝20:00
17:00決勝24:00
7/6(月)10:00高飛込女子予選17:00
12:15準決勝19:15
16:00決勝23:00
7/7(火)10:00飛び板(1m)男子予選17:00
12:35準決勝 A19:35
13:15準決勝 B20:15
16:00シンクロ高女子決勝23:00
17:30飛び板(1m)男子決勝24:30
7/8(水)10:00飛び板(3m)女子予選17:00
12:30準決勝19:30
16:30決勝23:30
7/9(木)10:00高飛込男子予選17:00
12:35準決勝19:35
16:30決勝23:30
7/10(金)13:00シンクロ板女子決勝20:00
14:30シンクロ高男子決勝21:30

(fin)

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ユニバーシアードへ県内で合宿 飛び込みの岡本、上野

下野新聞の2009年6月26日記事からの引用です。「県内」とか「本県」というのはもちろん「栃木県」のことです。
尚、今回のユニバーシアードはセルビアのベオグラードが開催地で、飛び込み競技は7月4日(土)~10日(金)の日程で行われます。

ユニバーシアードへ県内で合宿 飛び込みの岡本、上野
 7月に行われる世界選手権とユニバーシアード夏季大会に参加する飛び込み代表計6人が26日まで、県総合運動公園で合宿を行っている。本県からは岡本優(宇南高-筑波大)と上野太助(作新高-日体大)がユニバーシアードに出場する。松本行夫ヘッドコーチは「強い選手と戦うことで次に生かしてほしい」とエールを送っている。

 合宿は20日から行われている。両大会と同じく飛び込み台が屋外にあり、室内でのトレーニングも可能なことなどから同公園に白羽の矢が立った。上空での姿勢や着水などの調整のほか、トランポリンを用いた宙返りの練習など各自の課題に沿った調整を続けている。

 岡本は2度目の出場。2年前の前回大会では3メートル板飛び込みで6位に入った。8月半ばの開催で「十分に準備できた」という前回に比べ、今回は大会までの期間が少ない。だが「少しは気になるが、なるようになる」と頼もしく話す。

 前回の結果もあり、周囲からはメダルを期待する声も多い。岡本も「公ではメダル」と目標を話すが、「本当はメダルよりもどれだけ自分が成長できたか見てみたい」。自身にとって約1年半ぶりとなる国際舞台を心待ちにしている。

 一方、上野は初の国際大会。2週間前から腰に不安を抱えるが「調子は上がっている」と手応えをつかむ。合宿では板の抑え方や体の使い方などを重点的に調整する。「回転や速さがあるわけではないが、動きのダイナミックさや入水には自信を持っている」と上野。「プレッシャーはあるが、目標に近い自分の演技が出来れば」と闘志を燃やしている。

 2人について松本ヘッドコーチは「岡本はこれをきっかけにもう一つ上のステージを目指してほしい。上野は緊張しているだろうが、国内のような良いプレーが出来れば結果は付いてくる」と期待を寄せている。

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2009.05.11

2009.5.8-10 USオープン

2009年FINAグランプリ第3戦、USオープンの記事です。
まずは新型インフルエンザの話題を、朝日新聞2009年5月2日の記事から、

力士にマスク…スポーツ界も新型インフル対策
 スポーツイベント会場などで新型の豚インフルエンザへの対応策がとられている。
(中略)
 日本水泳連盟は9、10日に豪キャンベラである競泳の日豪対抗に参加する選手団約90人にマスクを用意。1日の危機管理委員会で、遠征に同行する医師がインフルエンザの簡易検査キットとタミフルを持っていくことが報告された。北米遠征中の飛び込み選手団8人について、7日から米フロリダである大会に予定通り参加することを決めた。
 とのことで、幸い開催・参加できることになりました。
 それでは中国選手は参加できたでしょうか。(前週のカナダカップには不参加でした) 時事ドットコムの5月5日の記事から、
郭晶晶、五輪以来の出場へ=飛び込み
 【北京5日AFP=時事】5日付の中国体育報は、北京五輪の飛び込み女子で2大会連続の2冠を達成した郭晶晶(中国)が、7日から10日まで米フロリダ州フォートローダーデールで開催される国際水連グランプリ大会に出場すると報じた。現役引退の可能性も取りざたされていたが、同五輪以来の大会出場になる。
 郭は北京五輪で女子板飛び込みと、シンクロナイズド板飛び込みで金メダル、アテネ五輪に続き2冠を達成した。しかし、個人的なスポンサー契約締結などが、中国スポーツ界首脳らから批判されていた。
 とのことで、郭晶晶選手まで出場とのことです。
 それでは日本選手の活躍はどうだったでしょうか。スポニチ・アネックスの5月8日の記事から、
渋沢、中川組が5位/GP米国大会
 飛び込みのグランプリ、米国大会は7日、米フロリダ州フォートローダーデールで行われ、女子シンクロ板飛び込みで渋沢小哉芳(セントラルネクスト21)中川真依(金沢学院大)組は255・03点で5位だった。五輪2大会連続優勝の郭晶晶、呉敏霞組(中国)が335・10点で制した。
 中川は高飛び込みの予選を354・55点の2位で通過したが、準決勝は279・45点で決勝進出を逃した。
 男子板飛び込み準決勝の坂井丞(神奈川ク)も386・95点で敗退した。 (共同)
 続けて同紙の翌日の記事です。
日本勢は決勝進めず/飛び込みGP米国大会
 飛び込みのグランプリ、米国大会は8日、フロリダ州フォートローダーデールで行われ、女子3メートル板飛び込み準決勝の渋沢小哉芳(セントラルネクスト21)は272・10点で決勝進出を逃した。
 男子高飛び込み準決勝の坂井丞(神奈川ク)は417・10点で決勝に進めなかった。村上和基(群馬ク)は予選敗退。 (共同)
 とのことで、決勝進出は果たせませんでした。
 カナダカップよりも出場選手が多く、中国選手まで登場したので決勝進出は相当難しかったと思いますが、中川選手の準決勝(354.55点)以外は全般に不本意な得点に終始してしまったようです。
(フォートローダーデールは老朽化が進んでおりプール内外の設備はかなり劣悪で、風も強く、いい点が出にくい大会なんだそうです)
 いずれにしても次はいよいよユニバーシアード(ベオグラード、7/1~)と世界選手権(ローマ、7/18~)です。日本選手の活躍に期待しましょう!
 最後にUSオープン公式サイトから一部写真を転載します。(大幅に縮小しました)
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1-金戸恵太コーチ
2-松本行夫コーチ
3-中川真依さんと坂井丞選手?
4-Haley Ishimatsu選手?

(fin)

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2009.05.07

2009.4.30-5.3 カナダカップ

2009年FINAグランプリ第2戦、カナダカップの記事です。
まずは突然勃発した新型インフルエンザで、そもそも開催されるかについて、スポーツ報知の記事から、

海外遠征や大会は予定通り…日本水連
 日本水連は1日、新型インフルエンザへの対応を話し合う危機管理委員会を開き、海外遠征や国内での国際大会開催の予定は現在のところは変更しないことを決めた。
 2日からはシンクロナイズドスイミングの日本選手権が東京辰巳国際水泳場で開催。11の国と地域から約80人が参加するが、今のところ選手の健康状態に問題はないという。9、10日にオーストラリアで開かれる競泳の第1回日豪対抗では、選手団に簡易検査キットや治療薬のタミフルを持たせて参加。北米に遠征中の飛び込み選手も問題なく大会に出場しているという。
ということで、幸い大騒動に過剰反応することなく、大会は開催、日本選手も予定通りに出場となりました。
 それでは日本選手の活躍について、デイリースポーツオンラインの5月2日の記事から、
村上と坂井が決勝へ 飛び込み 
 飛び込みのグランプリ、カナダ・カップは1日、モントリオールで行われ、男子高飛び込みで日本勢は予選を勝ち上がり、準決勝で村上和基(群馬ク)が473・25点、坂井丞(神奈川ク)が442・60点で、ともに3日の決勝進出を決めた。
 女子板飛び込みで渋沢小哉芳(セントラルネクスト21)は準決勝で敗退した。(共同)

 続いてSANSPO.COMの5月3日の記事から、
中川は高飛び込みで6位/飛び込み
 飛び込みのグランプリ、カナダ・カップは2日、モントリオールで行われ、女子高飛び込み決勝で、北京五輪代表の中川真依(金沢学院大)が313・90点で6位だった。
 女子シンクロ板飛び込み決勝は、中川、渋沢小哉芳(セントラルネクスト21)組が254・22点で6位。(共同)
 残念ながら発見できた記事はこれだけです。「決勝進出」の記事を載せたのなら、その結果も載せて欲しかったのに・・・
 ということで、カナダカップの公式HPから結果を掲載します。
<<男子>>
・飛板 : 坂井丞 ・・・予選 15位(354.35点)
・高 : 坂井丞 ・・・決勝 2位(469.65点)
・高 : 村上和基 ・・・決勝 5位(457.45点)
<<女子>>
・飛板 : 渋沢小哉芳 ・・・準決勝A組 6位(260.10点)
・高 : 中川真依 ・・・決勝 6位(313.90点)
・シンクロ板 : 中川・渋沢組 ・・・決勝 6位(254.22点)
 坂井丞選手は初のシニアの国際大会で緊張されたのか、予選は不本意な結果に終わられましたが、本命の高飛込では一転会心の演技を連発され、決勝では村上選手を差し置いて銀メダルを獲得されました。得点も多分自己ベストを更新されています。おめでとう!坂井選手!
(村上選手は日本選手権の500点超えと比べるとやや不本意な得点でした)
(尚、男女とも中国選手の出場はありませんでした)

以下はカナダカップ公式HPから転載させて頂きました。
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0905canada_murakamikazuki
0905canada_shibusawasayaka
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(fin)

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2009.04.11

代表に中川ら4人を選出/飛び込み世界選手権

先日の日本選手権の結果を受けて、ローマ世界水泳の代表選手が決定しました。
スポニチAnnexの記事から、

代表に中川ら4人を選出/飛び込み世界選手権
 日本水連は8日、ローマで7月17日に始まる水泳の世界選手権の飛び込み代表に、北京五輪に出場した女子高飛び込みの中川真依(金沢学院大)のほか板飛び込みで25歳の渋沢小哉芳(セントラルネクスト21)や男子高飛び込みで19歳の村上和基(群馬ク)16歳の坂井丞(神奈川ク)の4人を発表した。中川以外は初出場となる。
 世界選手権直前のユニバーシアード夏季大会(ベオグラード)に、中川と上武大の村上に加え、男子の岡本優(筑波大)上野太助(日体大)を派遣する。
 選ばれた4選手、おめでとうございます!
(特に初代表の村上選手、坂井選手、渋沢選手)
 中川真依選手と村上和基選手は当確で、残り2枠を射止めるのが誰か、が焦点でした。
 先の日本選手権では右肩の故障で調子が上がらなかった岡本優選手は、残念ながら選に漏れてしまいました。
 また女子高飛込で2位とは言え320点をマークされた浅田梨紗選手の可能性もあると思ったのですが、昨年の手首の手術以来基礎練習をみっちり積まれて安定感が大幅に増した渋沢小哉芳選手が競り勝たれました。(現在の女子の実態では高飛込の方が例年優勝得点が数十点高いので、単純な得点差では決まらなかったのだと思います。日本の場合は1群の差が大きく、高飛込では107B[難易率3.0]が当たり前なのに対して、飛板では107を使える選手は殆ど無くほぼ全員が105B[同2.4]です)
 尚、ユニバーシアードに浅田梨紗選手が選ばれていないのは、今年はまだ高三で下記の出場資格を満たしていないからです。
[参考・ユニバーシアードの出場資格]
・大会が開催される年の1月1日現在で17歳以上28歳未満。
・なおかつ、大学または大学院に在学中、もしくは大会の前年に大学または大学院を卒業した人。
※以上は藤田16の私見です。的外れだったらごめんなさい。
(fin)

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2009.04.10

2009.4.5 日本選手権 3日目

日本選手権3日目の記事です。
まずは47Newsの総説から、090405murakamikazukiplatform

村上、高飛び込みで3連覇 飛び込み日本選手権最終日
 飛び込みの日本選手権最終日は5日、東京辰巳国際水泳場で行われ、男子高飛び込みで村上和基(上武大)が500・95点で圧勝し、3連覇を果たした。村上は男子3メートル板飛び込みとシンクロ板飛び込みを合わせ、今大会3種目を制した。
 女子1メートル板飛び込みは黒羽美希(富士常葉大)が233・65点で初優勝。男子シンクロ高飛び込みは関口大輝(千葉DC)山田晋吾(日体大)組、女子シンクロ高飛び込みは浅田梨紗、辰巳楓佳組(JSS宝塚)が勝った。

続いては、男子高飛込関連の記事を毎日新聞から、
飛び込み:村上が2冠達成 日本選手権
 飛び込みの日本選手権は最終日の5日、東京辰巳国際水泳場で世界選手権(7月、ローマ)などの代表選考会を兼ね、4種目の決勝を行った。男子高飛び込みは村上和基(上武大)が3連覇し、99年の寺内健以来となる3メートル板飛び込みとの2冠を達成した。
(中略)
 ◇エース後継者に155センチ小兵名乗り
 男子高飛び込み決勝の最終6回目で95.20点をマークし、合計得点も国際大会で表彰台の目安と言われる500点を突破。身長155センチの小兵・村上が名実ともに日本のエースだった寺内健の後継者に名乗りを上げた。

 鍵となったのは決勝5回目の「前逆宙返り3回半抱え型」。首位通過した予選に続き、5回目で挑んだ準決勝は踏み切りで失敗して入水が乱れ、44.20点に終わった。決勝は「思い切り踏み切ることだけを考えた」。持ち前の踏み切りの高さが戻り、「入水の瞬間に『決まった』と分かった」。91.80点の高得点で勢いに乗り、6回目につなげた。

 「小柄な分、回転力を生かしたい」と村上。3メートル板飛び込みとの2冠も寺内以来だ。【飯山太郎】
 実は準決勝ではこの5回目の失敗が響いて、僅差ながら3位通過となってしまいました。大ベテランの宮本幸太郎選手が会心演技を連発されたこと、新進の坂井丞選手が今年は難易率を大幅に上げてかつスーパー演技を連発されたことによります。昨年だったら1本くらい0点でも余裕で首位通過できたはずなので、男子高飛込のレベルアップは凄いです。
 多分、決勝では国内大会では久々の大きなプレッシャーが村上和基選手にかかったものと思われます。そしてそのプレッシャーをものともせず、攻めの演技を続けて圧勝されたことを特筆したいと思います。
次は産経ニュースより、
目標の「500点越え」達成 高飛び込み3連覇の村上
 目標としていた「500点越え」を達成しての優勝に、村上は「すごいうれしい」。表情は自然とほころんだ。自身も納得した演技は決勝5本目の前逆飛び込みからの3回転半。準決勝では「踏み切りに思い切りがなかった」が、決勝では一変。安定した踏み切りからの演技で会場を沸かせ、「水に入って(技が)決まったとわかってアドレナリンが出た」と興奮した表情を見せた。

 2位に76点の大差をつけての同種目3連覇。さらにシンクロ板飛び込みと3メートル板飛び込みの優勝をあわせると3冠を達成。19歳。日本の飛び込みの第一人者だった寺内健の後を継ぐ逸材の成長ぶりに周囲の期待も高まる。

 本人は「自分は競技力も人間性もまだまだ」と謙遜するが、「日本代表だと胸を張って言えるような生活を送りたい」とも。力強い言葉に覚悟が垣間見えた。(西川貴清)

次は、村上選手を急追撃された坂井丞選手の特集記事です。
リプレー:飛び込み日本選手権男子高飛び込み 坂井丞 16歳新鋭、準決勝で満点
 ◇坂井丞(神奈川・麻布大渕野辺高)
 準決勝で「前逆宙返り2回半えび型」を終えると得点掲示板に「10・00」が五つ、「9・00」が二つ並んだ。
 飛び込みの個人種目は、7人の審判員が0・5点刻みに0~10点で演技を採点。高い点を出した2人と低い点の2人を削り、中間の3人の得点を足した数字に、技の「難易率」をかける。この技の難易率は「2・9」で、満点となる87・00をマーク。予選と決勝を通じて、高飛び込みでは今大会唯一の「満点演技」となった。
 16歳の新鋭は「満点を出したのは初めてで驚いた。(入水の時は)すごい気持ちよかった」と感激。決勝でも同じ技に挑んだが、「力んで高く踏み切れなかった」。得点は68・15で最終順位は3位。「優勝したかった……」と悔しさものぞかせた。

 両親とも元飛び込み選手で、父弘靖さん(47)はインターハイ2位、母由美子さん(47)は国体出場の実績を持つ。弘靖さんは現在も、東京都内の高校で教壇に立つ傍ら、神奈川県内で飛び込みを指導している。姉も妹も選手という「飛び込み一家」で、気が付くと競技を始めていた。

 中学時代から横浜市内にある日体大のプールで、両親の指導も受けて練習に励んできた。大学生の間でもまれることで力をつけ、昨年9月の世界ジュニア選手権(ドイツ)では男子で唯一代表となり、高飛び込みで7位に入った。
 今大会で高飛び込み、3メートル板飛び込みの2冠に輝いた村上和基(19)=上武大=と、3日のシンクロナイズド板飛び込みで初めて組んで優勝した。「ライバルというより友達。これからも二人で刺激し合っていきたい」。将来が楽しみな存在だ。【飯山太郎】

さて、次は女子1m飛板飛込の記事を、毎日新聞の記事から
 ○…女子1メートル板飛び込みを制した黒羽は、自身初のビッグタイトルとなった。連覇中の渋沢小哉芳(さやか)=セントラルネクスト21=がミスを連発して5位。その中で「どの技も無難に決まったのが良かった。うれしい」と喜んだ。
 飛び込みを始めたのは小学3年から。だが、主な戦績は「水戸三高で2年の時にインターハイ板飛び込みでなった2位かな」。今後については「自分の演技で多くの人に見てもらえれば」。21歳は控えめに目標を挙げた。

最後は黒羽選手の地元の静岡新聞の記事から、
黒羽(富士常葉大)初V 女子1メートル板飛び込み
 飛び込みの日本選手権最終日は5日、東京辰巳国際水泳場で行われた。
 女子1メートル板飛び込みは黒羽美希(富士常葉大)が233・65点で初優勝。
黒羽「楽しくきれいに」
○…女子1メートル板飛び込みで初優勝した黒羽は表彰台の中央で涙が止まらなかった。茨城・水戸三高時代にインターハイで2位になったが、大きな大会での優勝は初めてという。
 コーチらに祝福されると笑顔になり「優勝できるなんて思っていなかったのでうれしい。調子が良くて、楽しくきれいに演技できた」と元気よく話した。

▽男子高飛び込み
(1)村上和基(上武大)500・95点(2)宮本(米子DC)424・95点(3)坂井(神奈川・麻布大渕野辺高)420・00点
▽男子シンクロ高飛び込み
(1)山田晋吾(日体大)関口大輝(千葉DC)317・10点(2)佐藤(静岡中央銀行)大久保(富士常葉大)293・22点(出場2組)
▽女子1メートル板飛び込み
(1)黒羽美希(富士常葉大)233・65点(2)吉田(福島・清陵情報高)227・40点(3)富山(群馬DC)219・80点
▽女子シンクロ高飛び込み
(1)浅田梨紗、辰巳楓佳(JSS宝塚)295・59点(2)岩崎、山下(セントラル)282・39点(3)松本、山根(JSS宝塚)244・89点(出場3組)

 この種目のライバルだった田辺佐央理さん、樋口絵理衣さんが引退されて、試合開始前は渋沢選手の圧勝以外は考えられない状態でした。その渋沢選手が助走が不調で前踏切系の技が上手くいかない中、黒羽選手は堅実な演技で、吉田佳世選手や富山香奈子に競り勝って初優勝を獲得されました。とても値打ちのある勝利だったと思います。
(fin)

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2009.04.08

2009.4.4 日本選手権 2日目

日本選手権2日目の記事です。
まずは毎日新聞の「男子3m飛板飛込」中心の記事から、

飛び込み:女子高は中川2年ぶりV 男子3m板は村上初V
 水泳飛び込みの日本選手権第2日は4日、世界選手権(7月、ローマ)などの代表選考会を兼ねて、東京辰巳国際水泳場で2種目の決勝を行った。女子高飛び込みは北京五輪代表の中川真依(金沢学院大)が2年ぶり4回目の優勝。昨年優勝の浅田梨紗(JSS宝塚)が2位だった。男子3メートル板飛び込みは、村上和基(上武大)が初優勝を果たした。 

 ○…男子3メートル板飛び込みは、19歳の村上が制した。この種目は「試合そのものに慣れるために出場してきた」という。しかし前年まで6連覇していた第一人者の寺内健が現役引退を表明し、優勝を意識した。6本の試技のうち、3本目からトップに立って逃げ切った。表彰式では寺内から表彰状などを受け取った。「ここ2年は遠征先などで飛び込みについていろいろ教えてくれた。まだ実力は届かないが、(寺内に)追いつけるようになりたい」
 確かに、村上選手の優勝得点は436.35点でした。寺内健選手は最近は500点前後の高得点を連発されていましたから、まだまだ大きな差があります。応援する立場からいうと「男子3m板」は、ただただ寺内選手の圧倒的な演技を堪能する場から、村上選手・岡本優選手・坂井丞選手を中心とした激烈な優勝争いを堪能する場に変わった、ということです (^O^)

続いては同じ毎日新聞の「女子高飛込」中心の記事から、
飛び込み:日本選手権 中川、2年ぶりV--女子高飛び込み
 ◇北京五輪代表、面目保ち奪還
 中川が北京五輪女子高飛び込み代表の面目を保った。「準決勝までは良かったが、我慢の試合だった」という決勝を苦しみながらも制し、ホッとした表情を浮かべた。

 決勝は3本目で入水が微妙に乱れた。準決勝で82・50の高得点を出した「前宙返り3回半えび型」に再び挑んだ。しかし、入水時に脚が後ろへわずかに流れて水しぶきが上がり、得点は49・50。3本目終了時点で2位の浅田に5・5点差に迫られた。残り2本の試技で安定した演技を見せ、突き放した。

 昨夏の北京五輪では11位に終わり「雰囲気にのまれていた」と振り返る。昨年12月には、車の自損事故を起こし、股(こ)関節などを痛めた。練習を続けたが腰にも痛みが出て、今年3月から練習できなくなった。水に入れるようになったのは約1週間前で練習不足の影響もあった。

 まだ21歳。今季の目標は「挑戦」。新しい技に取り組み始め、この日の優勝で世界選手権代表に大きく前進した。「代表に選ばれるのであれば(世界選手権で)いろいろ試したい」。挑戦者の気持ちを持ち続けている。【飯山太郎】
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 【男子】
 ▽3メートル板飛び込み
 (1)村上和基(上武大)436・35点(2)上野(日体大)413・30(3)岡本(筑波大)412・30

 【女子】
 ▽高飛び込み
 (1)中川真依(金沢学院大)341・00点(2)浅田(JSS宝塚)320・70(3)辰巳(JSS宝塚)299・55

最後は時事ドットコムの記事から、
腰痛押してV奪回=全日本飛び込み
 女子高飛び込みは中川が覇権奪回。入水でやや乱れた3回目のほかは、質の高い演技でまとめた。2月に腰を痛め、調整不足で今大会を迎えていただけに「我慢の試合で優勝できてうれしい」と安堵(あんど)の表情を見せた。
 昨年の北京五輪の高飛び込みでは重圧でミスを犯し、不本意な11位。その悔しさは今でも感じている。「あれから4年後(ロンドン五輪)を意識するようになった。腰痛を治し、もっと難易率を上げて挑戦していきたい」と表情を引き締めた。
 応援していて、そのような苦しい体調であるとは全く分かりませんでした。強いて言えば、この日もっとも良かったのは準決勝の前半3本で、その後はちょっと息切れされたようにも見えたことでしょうか。(準決勝は確か360点台でした)
(fin)

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2009.04.07

2009.4.3 日本選手権 1日目

 例年は、4月に「室内選抜」、8月に「日本選手権」が開催されます。(オリンピックの年だけは8月にオリッピックがあるので、4月に「日本選手権」のみ開催されます。)
ところが、オリッピックは昨年だったのに何故今年も4月に「日本選手権」が開催されるかというと・・・8月に「アジア・エージグループ大会」が日本(辰巳)で開催されるからであります。

ということで、日本選手権1日目の結果です。
まずは毎日新聞の記事から、

飛び込み:渋沢が初優勝 日本選手権女子3メートル板
 世界選手権(7月、ローマ)などの代表選考会を兼ねた飛び込みの日本選手権が3日、東京辰巳国際水泳場で開幕。第1日は4種目で決勝があり、女子3メートル板飛び込みで渋沢小哉芳(さやか、セントラルネクスト21)が初優勝した。同種目過去2度優勝で北京五輪高飛び込み11位の中川真依(金沢学院大)は3位。男子1メートル板飛び込みは、坂井丞(神奈川・麻布大渕野辺高)、女子シンクロナイズド板飛び込みは倉沢歩、富山香奈子(群馬DC)、男子シンクロナイズド板飛び込みは坂井、村上和基(上武大)が、いずれも初優勝を果たした。

 ◇「『やっと勝てた』という感じ」 喜びの渋沢
 プールサイドで心境を尋ねられると、渋沢は目頭を押さえた。五輪種目ではない1メートル板飛び込みは連覇中だが、五輪種目の3メートル板飛び込みは初優勝。「うれしい。『やっと勝てた』という感じです」。そう言って、24歳は笑顔も見せた。

 決勝は、8人が5本の演技の合計得点を争った。その3本目で主導権を握った。「前逆宙返り2回半えび型」で、決勝進出者の全演技通じて最高の72.00をマークした。「今までは力んで踏み切りが左右にずれたりしていた」が、踏み切りが決まって首位に立ち、そのまま逃げ切った。

 2年前のこの大会で、左手首を骨折した。高飛び込み(日本選手権では高さ10メートル)で、水に入るときの落下スピードは、時速約50キロにもなる。その時に痛めた。昨年5月に手術したが、半年間はドクターストップで頭から水には飛び込めなかった。指導する金戸恵太コーチは「下半身からの入水に限りながら、踏み切りの練習を積んだ。脚や尻はあざだらけになったが……」。その成果が出た。

 まだ手首に不安があるため、今大会も高飛び込みには出場しない。そのため高飛び込みも含めて選ばれる男女計4人の世界選手権代表に初めて入れるかは微妙。それでも「選ばれたなら結果を残したい」と目を輝かせた。【飯山太郎】

続いては、時事ドットコムの記事から、
けが乗り越えた渋沢=飛び込み日本選手権
 24歳の渋沢が女子3メートル板飛び込みを初制覇。予選で自身初の300点台を出して勢いに乗り、決勝でも5回の演技を大きなミスなくまとめた。苦手の入水も乱れがなく、「1回目で普通に飛べて、いけるかなと思った」と笑顔。
 2年前の日本選手権で高飛び込みの入水時に左手首を骨折。昨春に手術を受けてから、厳しいリハビリが続いた。「しばらく頭から飛び込めなかったけど、足からの入水で練習した。やっと優勝できてうれしい」と実感を込めた。(了)

最後は47Newsの記事から、090403shibusawa3m
女子3メートル板で渋沢が初優勝 飛び込み日本選手権第1日
 世界選手権などの代表選考会を兼ねた飛び込みの日本選手権は3日、東京辰巳国際水泳場で開幕し、女子3メートル板飛び込みは5日に25歳になる渋沢小哉芳(セントラルネクスト21)が289・20点で初優勝した。
 14歳の馬淵優佳(JSS宝塚)が275・20点で2位、北京五輪高飛び込み代表の中川真依(金沢学院大)は3位。
 坂井丞(神奈川・麻布大渕野辺高)は男子1メートル板飛び込みを361・00点で、村上和基(上武大)と組んだシンクロ板飛び込みを369・42点で、ともに初制覇した。女子シンクロ板飛び込みは富山香奈子、倉沢歩組(群馬ク)が266・34点で初めて勝った。


<<2009/4/13 追加>>
 1m飛板飛込で優勝した坂井丞選手の記事です。
坂井が優勝「健君に近づきたい」/飛び込み
 世界選手権などの代表選考を兼ねた飛び込みの日本選手権は3日、東京辰巳国際水泳場で開幕し、男子1メートル板飛び込みを制した坂井は「自分の力は出せた」と充実感に浸った。
 昨年の世界ジュニア選手権で男子A(16-18歳)の高飛び込みで7位となった。この日、引退記者会見をした寺内にあこがれるホープは「少し自信がついた。一歩でも(寺内)健君に近づきたい」と話した。

(fin)

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2009.04.06

寺内健選手 引退!

17年間日本の飛び込み界を引っ張って来られた寺内健選手が、ついに引退を表明されました。
まずは毎日jpの記事から、

飛び込み:日本のエース寺内が引退「17年間完全燃焼」
 日本飛び込み界のエースとして活躍した寺内健(28)=JSS=が3日、東京辰巳水泳場で引退記者会見を開き、「北京五輪のあとは、アテネ五輪後ほど『世界と戦おう』という気持ちがなかった。17年間の飛び込み人生も完全燃焼したと感じている」と語った。今後はミズノに入社し、水泳関係の業務につく。

 寺内は96年アトランタから4大会連続で五輪に出場し入賞3回。01年世界選手権福岡大会の3メートル板飛び込みでは、飛び込み種目で歴代日本男子唯一の銅メダルを獲得した。最も印象に残る試合として、この世界選手権を挙げた寺内は「自分が世界を目指して取り組んできたことが、間違いではないと思えた」と振り返った。

 板飛び込みで11位だった北京五輪については、「精神的プレッシャーなどを意識せずに世界で戦えた充実感はある。悔いはない」と総括。寺内が小学5年生の時から指導してきた中国出身の馬淵崇英コーチは「世界を意識して命懸けで戦ってきたつもり。メダルは届かなかったが、17年間は私にとっても(寺内)健にとっても大きな財産。その財産を第二の人生で生かしてほしい」と語った。【飯山太郎】

◇思わず応援したくなるアスリート
 昨年の8月19日。北京五輪の飛び込み会場となった通称「水立方」で、寺内の4本目の演技を、息をのんで見守っていた。

 準決勝を7位で通過しての板飛び込み決勝。日本飛び込み界悲願のメダルを狙った寺内は勝負を懸けていた。練習を積んできた「前逆宙返り3回半抱え型」。従来より1回転増やした秘密兵器を繰り出す時が来たのだ。

 この1年余り前、練習拠点のJSS宝塚(兵庫県宝塚市)を訪ね、新技の完成具合を問うた。温厚な彼が「1回転増やすのって、そんなに簡単やない。全く未知の領域になる」と語気を強めた。北京五輪を集大成と位置づけた意気込みが、痛いほどに伝わってきた。

 北京の前哨戦となった07年3月の世界選手権(オーストラリア)は4位。しかし、このままでは五輪で戦えないことを痛感していた。だからこその挑戦。00年シドニー、04年アテネと8位入賞は果たしたが、「守りに入った」と悔いが残った。北京では、結果的に新技で入水に失敗して11位に沈んだが、「五輪で初めて勝負できた」と充実感はあった。

 取材に丁寧に応じる好青年。人柄もあろうが、マイナーな飛び込みを世間にアピールしたいという気概にあふれていた。思わず応援したくなるアスリートは、そう多くない。寺内健はその一人だった。【堤浩一郎】

 続いては神戸新聞の記事から、(結構重複する部分がありません)
飛び込み、世界に挑み17年 寺内が引退会見 
 飛び込みの第一人者として日本をリードし、4度の五輪出場を果たした寺内健(28)=JSS、宝塚市在住=が3日、東京都内で引退会見を開いた。世界に挑み続けた28歳は、17年の競技生活を振り返り「完全燃焼した。これからも水泳に携わる仕事をしていきたい」と落ち着いた表情で話した。13日に大手スポーツ用品メーカーのミズノに入社。水着の企画や営業を担当する部署に配属される。(永見将人)

 「17年間、常に五輪を意識する日々だった」と話す寺内。引退の理由を「次の五輪を戦う気持ちが少なく、年明けに決意した」と説明した。

 宝塚市立光ガ丘中2年の時、高飛び込みで日本選手権を史上最年少で制覇。シドニー五輪では、日本人史上最高の5位に入った。その後、板飛び込みを専門とし、2001年の世界選手権で銅メダル。最も印象に残る大会といい、「表彰台に立てて、やってきたことが間違っていなかったと思った」と振り返った。

 並はずれた練習量で力と技を鍛え抜いてきた寺内らしく、後進には「練習ありきの試合。努力は裏切らない」というメッセージを送った。今後は宝塚市内の自宅から大阪に通勤する日々が始まる。「試合のように仕事に全力で没頭したい」と目を輝かせた。

 JSS・馬淵崇英コーチの話 私の人生のすべてを懸け、子ども以上に大事に育てた。素晴らしい選手と出会え、幸せだった。

 思えば、私が飛び込みを始めたのが15年前(当時35才)で、その時には既に寺内選手が日本チャンピオンでした。このHPも常に寺内選手を中心に構成されてきました。
 寺内選手のいない飛び込み界が想像できません。
 いや、まずは寺内健選手のこれまでの飛び込み人生を讃えたいと思います。

 寺内健さん、お疲れさまでした。17年間の感動を有り難うございました!

(寺内選手のいない日本選手権が始まろうとしています。寺内選手の跡を継ぐ選手の登場を願ってやみません。)


 最後は、寺内健選手の趣味のDJに着目したスポーツ報知の記事です。こういう記事もいいですね。090404terauchikenretire
寺内 飛び込みは引退、次はブーメラン・パンツでDJに変身!?
引退会見に臨んだ寺内 水泳・飛び込みで、4大会連続五輪出場の寺内健(28)=JSS=が3日、都内で引退会見を行った。17年間の現役生活にピリオドを打った寺内は、13日付で大手スポーツメーカーの「ミズノ(本社・大阪市)」に入社。プールに代わり社会の荒波に飛び込む第二の人生では、平日昼は水着の営業マン、土日夜は現役時代のブーメラン・パンツをはき、クラブのDJ「ブーメランKEN」に変身し、水泳界の普及に尽力することを誓った。

 寺内が、第二の人生を「飛び込み」精神で切り開く。トレードマークの丸刈り頭を卒業し社会人らしく?ややソフトモヒカン頭で会見に出席。寺内は「悔いはないです。完全燃焼しました」とさわやかに語った。17年間の現役生活にピリオド。2度の左ひざ手術を乗り越え、昨夏の北京で五輪に4度出場した。「引退を決意したのは今年の1月。次の五輪を目指すには気持ちがついていけなくなった」と振り返った。

 13日からはミズノに入社し、社会の荒波に出る。仕事は水着の販売促進に携わる予定だが、一つだけ困っていることがある。競技水着のブーメラン・パンツが部屋の中で山積みになっているそうだ。ざっと2、3年分、100枚はあるそうで「(お笑いタレントの)小島よしおにも負けないですよ。17年分なら? それなら500枚以上」という。

 山積み水着を再利用する方法はありそうだ。実は練習から解放されたことで、休日の土・日曜には趣味のクラブDJ活動も4年ぶりに再開させたいという。勤務地は大阪市。「お休みがもらえたらですがミナミでまた始めたいですね」。クラブでは「DJ―KEN」の名でターンテーブルを回転。部屋の水着を思い出した28歳の新社会人は「DJブーメランKENでいきますか!?」とひらめいた。「なんてったって僕のマインドは飛び込みですからね」。公私ともに水泳普及にまい進。投げたブーメランは戻ってくるか。土日夜のミナミのクラブで、ブーメラン・パンツ姿のDJ寺内が活躍する日がくるかも知れない。

(fin)

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2008.09.20

大分国体 成年男子・女子編

2008大分国体の成年男女の記事です。
最初はやはり、飛板で圧勝された寺内健選手の記事です。
2008年9月14日の時事ドットコムの記事から、

寺内、余裕の6連覇=板飛び込み-おおいた国体
 成年男子板飛び込みは第一人者の寺内が6連覇を達成。11位に終わった北京五輪後で練習不足だったが、最後の演技で99.75の高得点を出し、「最後の一本ですっきりした。試合をしていて面白かった」と余裕の笑顔。「五輪で戦ってきたことを言葉でなく演技で伝えたい」との思いを6度のダイブに込めた。(後略)
 次は毎日新聞から補足記事です。
大分国体:競泳百自由で伊藤優勝 寺内は板飛び込み6連覇
成年男子板飛び込みで6連覇を果たした寺内は「気持ちよく飛べた」と表情を和らげた。大技の「前逆宙返り3回半(307)」は出さず「美しい演技を見てもらう」ことに専念した。4度目の五輪となった北京は11位で、3大会連続の入賞は逃した。進退が注目される28歳だが「ずっと戦ってきたし、しばらく戦いから離れたいという思いもあるが、焦って決めず、じっくり考えたい」と明言を避けた。
 次は山陰中央新聞2008年9月16日の記事です。
大分国体 飛び込み成年男子3メートル板宮本(米子養護学校教)4位
 山陰勢は、飛び込みの成年男子3メートル板飛び込みで宮本幸太郎(米子養護学校教)が4位に入った。吉田理知(松江養護学校教)は13位だった。
崩れぬ試技
 ○…北京五輪日本代表の寺内(兵庫、JSS)が圧勝した成年男子3メートル板飛び込み決勝で、鳥取の宮本(米子養護学校教)が前回の秋田国体と同じ4位に入った。表彰台には立てなかったが「練習不足だったので入賞できればよいと思っていた。出来過ぎ」と、ほっとした表情を見せた。
 6本の自由選択飛びで行われた同種目。2本目の試技で一つ順位を落としたが、そのまま4位にとどまった。4本目の「前逆宙返り2回半えび型」でくの字になった体を開くタイミングがずれ、この日最も低い49・50点だったが「想定内のミス」(宮本)。崩れることなく試技を続け、5、6本目は70点超えを出した。
 ジュニアの指導などで自身の練習時間が減り、8月は週に1回程度。9月に入って急ピッチで仕上げたという。15日は昨年頂点に立った高飛び込みが待ち構える。30歳のベテランは「3位以内に入れれば」と、静かに闘志を燃やした。
 最後は同じ山陰中央新聞の翌日の記事です。2008oitakokutai001
大分国体 成男高飛び込み 宮本(米子養護学校教)2位
 第63回国民体育大会「チャレンジ!おおいた国体」(大分国体)は15日、各地で飛び込み、フェンシング、競泳などが行われた。
 山陰勢は、飛び込みの成年男子高飛び込みで宮本幸太郎(米子養護学校教)が2位、同成年女子3メートル板飛び込みの金田安代(島根県体協)と、フェンシング成年男子サーブルの鳥取が8位に入った。

抜群の勝負強さ光る
 ○…新鋭の村上(群馬、上武大1年)に敗れて連覇は逃したが、成年男子高飛び込みで2位に入った宮本(米子養護学校教)は「最高です」と満面の笑みで表彰台に立ち、応援席に高々と賞状を掲げた。
 抜群の勝負強さが光った。自由選択飛び6本のうち、3本目から2位を保った。最大のピンチは最終試技。4月の日本選手権(東京)で「跳んだ瞬間、わけがわからなくなった」と0点を記録し、悪夢が頭にこびりついていた「後ろ宙返り2回半1回半ひねり」
 宮本を5・80点差で追う前の演技者の石沢(新潟、原信)が71・40点を出してプレッシャーをかけ、「祈る気持ち」(宮本)で10メートルの高さの飛び込み台に立った。結果は76・50点の高得点。悪いイメージを一掃し、プールから上がると両手を上げて喜んだ。
 入水が思うように決まらず、「満足のいく試技はなかった」というが、日体大の後輩に当たる石沢は「自分が6本目を終えた時点で勝ったと思ったのに。強かったです」と、先輩の底力に脱帽した。
 大会前の練習では「めちゃくちゃ悪い」(宮本)できで周囲が心配するほどだったが、ベテランは本番できっちりと力を発揮した。

成女3メートル板 金田(島根県体協)執念の8位
 ○…18年間の競技生活のすべてを懸けた。成年女子3メートル板飛び込み決勝。今大会で現役引退を決めている金田(島根県体協)が、最後の一本で順位を上げて8位に入賞。執念の逆転劇で花道を飾った。
 4本目を終え、8位と1・80点差の9位。最終試技の「前宙返り2回半えび型」で宙に舞った体が水中にすっと吸い込まれると、得点表示板にはこの日最高の51・60点が刻まれた。
 3本目の「前逆宙返り1回半」で踏み切る位置を誤ってバランスを崩し、6位から3つ順位を落とす失敗。9歳から競技を始め何百もの大会に出場しているが「あと何点取れば入賞できる」と、競技生活で初めて上位選手の得点を見ながら計算した。
 昨年の秋田国体で引退の二文字が頭をよぎり、体力面などを考慮した上で「出場できるだけでいい」と思って臨んだ今大会。金田は目に涙を浮かべ「競技が続けられた環境やコーチに感謝の思いしかない」と言葉を詰まらせた。13度の国体出場で入賞は12度。百戦錬磨のジャンパーは最後まで勝負強さを発揮し、飛び込み台を去った。

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